ついにこの日がキターーーーーーーー!!!!と思ったら
「コノザマ」発動で、ようやくゲットしました…。
では気を取り直してさっそく感想を。
「1.Step By Step」 メロディラインもいいですが、個人的には歌詞がいいと思いました。
「周りが気づいてくれなくても、完璧じゃなくても
Step By Stepで、一歩ずつ、笑顔で進んでいけばいい」(意訳)
という感じで、前向きな曲。でもなぜか泣けてくる。「Why???」
現在ヘビロテ中。
「2.Big Wave No,5」 「夏ど真ん中」。ギターがグイグイ鳴ってる感じのノリノリの曲。
メロディラインも歌謡曲っぽいというか「狙ってる」感じがありますが
ロックテイストが強いので、イマイチな印象。この手の曲を作るなら
ロックアレンジよりもベンチャーズっぽいアレンジを加えて、
ある種「まんま」な感じを出した方がよかったかなと思いました。
「3.Step By Step(カラオケ)」「4.Big Wave No,5(カラオケ)」「5.Fantasy of Love」 ここからは"独虎ツアー"でのライブ音源。ギター1本での弾き語り。
ギターと林田の歌声だけというシンプルな構成ですが、
『林田健司の稀有な歌唱力』を十二分に堪能できます。
曲は初期の頃の作品でしっとりラブバラードという印象。
「6.Rainbow Tears」 友との別れの曲。これを聴きながらふと、このツアーの時期は
花粉症真っ只中(林田は花粉症)で、おそらく体調が
かなり悪い中でのライブだったろうという事を考えると
この歌声で歌いこなせるのって奇跡的な事なんだろうなーと
思いました。曲と関係ないけど…。
「7.RISING」 来ました、名曲RISING!!しっとりと歌いあげております。
サビ前のメロディラインもちょっと変えたりしてます。
原曲よりもややスローでボッサスタイルもゆるい感じ。
曲が持つ気だるい空気というか、大人の雰囲気というか…
弾き語りという事もあって、原曲とまた違う味を感じます。
後半は原曲のようにギターをかき鳴らして「SUN RISE♪」と熱唱。
「静と動」が弾き語りのせいか原曲より顕著で期待通りの出来でした。
「8.Love Line.」 観客にコーラスさせる、ある意味恒例の曲。曲がゆるい感じなせいか
出だしですでに歌詞が曖昧というぬるさ。ライブ音源だから
しょうがない…というか、むしろそれが魅力なんでしょうけど。
観客に「Love Line♪La Love Line♪」とコーラスさせる部分が
個人的に好みじゃないんですよねぇ…演出として。まぁ好きな人には
いいんでしょうけどね。というか他のCDでもこの曲の別の音源を
入れたりしていて割と聴く頻度が多いので食傷気味なんですよね。
ラジオで「スタッフが勝手に入れた」と言ってましたけど(笑)、
もっと選曲を吟味してほしいです。スタッフも…っていうか林田ッ!!
全体を総じてみると及第点って感じですかね、出来としては。
及第点なのは新曲「SBS」と「RISING」があったからなので、他の曲が
もっとグッとくる選曲だったら付加価値がついたなぁと思いました。
そこは林田ファンとしての評価なので、一般的には良曲でしょう。
今後は個人的に「RISING」みたいな大人な雰囲気の曲を
もっと歌って(作って)ほしいなぁと思いますね。
林田はこういう曲が歌いこなせる稀有な人なので。